【平成30年1月27日・28日開催】第7回国際シンポジウムを開催しました

広島大学大学院
放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム
第7回国際シンポジウム

「放射線災害復興学における課題と展望 ~Transdisciplinary Approachの実践~」
を開催しました

 

 平成30年1月27日(土)、28日(日)に国内外の研究者、学生、産官民界等から延べ200名以上の参加者を迎え、第7回国際シンポジウム「放射線災害復興学における課題と展望~Transdisciplinary Approachの実践~」を広島大学広仁会館(霞キャンパス)で開催しました。

 国際シンポジウムに先立ち、プレイベントとして開催した学生会議では、本プログラム及び他大学(コロラド州立大学・カリフォルニア大学バークレー校)の大学院生による研究発表、修了生によるキャリアパス報告が行われました。また、学生討論会では、Transdisciplinary Approachについて専門家も交え議論しました。

 シンポジウム1日目は、フランス原子力防護評価センター(CEPN)のThierry Schneiderセンター長による基調講演に続いて、「環境影響とその課題」についての講演、そして、パネルディスカッションを行いました。また、大学院生によるポスター発表が行われ、審査の結果3名の学生が優秀ポスター賞を受賞しました。

 2日目は、国際放射線防護委員会(ICRP)のChristopher Clement事務局長による特別講演に続いて、「健康影響とその課題」、「社会的影響とその課題」について国内外の専門家7名の講師による講演が行われました。最後の構造的対話のセッションでは、産・官・学・民の垣根を越えた10名の登壇者と参加者による「Transdisciplinary Approachの実践」に関する活発な議論が行われました。

図1 図2