【11月9日】平成29年度第2回フェニックスリーダーシップセミナーを開催しました

広島大学大学院
放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム

平成29年度第2回フェニックスリーダーシップセミナーを開催しました

 平成29年11月9日に福島県川内村の遠藤雄幸村長を招き「被災地からの脱却を目指して」と題して本年度の第2回フェニックスリーダーシップセミナーを開催し、当プログラム所属学生16名、その他学内学生7名、教職員7名の計30名が参加しました。

 川内村は福島第一原子力発電所から20~30キロ地点に位置し、東日本大震災と原発事故により避難を余儀なくされました。川内村は「帰村宣言」を行い、本セミナーの講師である遠藤村長を中心に村役場機能を復活させ行政サービスを再開し、住民の帰村を進めた自治体です。

 今回のセミナーでは、避難指示解除後の村の変化の様子や復興に向けた行政の取組、今後の課題について講演していただきました。質疑応答では、今後の行政事業や復興に関し、異なる専門性を持つ参加者からそれぞれの視点に基づいた多数の質問が寄せられ、復興における課題やそれらを克服する大変な努力について、理解を深めることができました。

図2 図3