2023年12月14日、15日にフランスからジャック・ロシャール先生をお招きし特別セミナーが行われました。
ジャック・ロシャール先生は、ICRP(International Commission on Radiological Protection(国際放射線防護委員会))の主委員会の元副議長などを歴任されるとともに広島大学客員教授や長崎大学教授を務められています。
授業では、先生が取り組まれてきたチェルノブイリ原子力発電所事故後の被災住民のコミュニティー再興に向けた「エートスプログラム」について解説いただきました。
また、2011年に生じた東京電力福島第一原子力発電所事故後の福島県内での「福島ダイアログ」と呼ばれる支援活動から得られた経験に基づいたリスクコミュニケーションのあり方についてなどを教授していただきました。
総合討論では、授業終了時間を超えて非常に熱を帯びた質疑応答が展開されました。