令和2年度短期フィールドワークを実施しました

福島県内において,令和2年9月23日(水)から26日(土)の4日間の行程で,令和2年度の短期フィールドワークを実施しました。なお,この短期フィールドワークの目的は,「現地において放射線災害復興の現状を分野(放射線災害から生命を護る,放射能から環境を護る,放射能から人と社会を護る)を超えた視野で把握し課題を見出すこと」です。。

 参加者は「震災後の南相馬市立総合病院の活動」,「放射線災害の心理的影響」,「被災コミュニティの再構築に向けた取り組みと課題」,「福島県内の除染状況」,「福島県飯舘村における農林水産物などの放射性物質計測の経験」について学ぶとともに,「東日本大震災・原子力災害伝承館」,「東京電力廃炉資料館」,「福島第一原子力発電所」などを見学しました。

 学生は,このような分野横断的な学習機会を通じて,幅広い視野を養うとともに,放射線災害復興のための課題を見出し,今後,課題解決に向けて自身の専門性に即した研究などを加速していく予定です。

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福島第一原子力発電所視察