令和5年10月にフェニックスリーダー育成プログラムに入学した学生が、令和5年10月20日(金)から21日(土)に、「Sense Fukushima ~福島の現状を捉える~」をテーマに第32回ショートフィールドビジット行いました。
20日の午前中は、宮城県山元町を訪問し震災遺構中浜小学校の見学を行い、津波被害や避難について、また、災害に備えることの重要性を学びました。午後には、福島県大熊町の中間貯蔵施設の見学を行い、除染土壌の中間貯蔵の現状について学びました。その後、南相馬市では、震災以前から南相馬市で勤務する医師から東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故が引き起こした影響や問題について講義を受けました。
21日は、震災、原発事故、避難を経験した住民宅を訪問し、被災時のご苦労や地域で生じている現在の課題について聞き取りを行いました。
プログラム新入生は、このショートフィールドビジットでの学びを今後の活動に生かすとともに、分野横断的な学習を通じて、放射線災害復興分野におけるグローバルリーダーを目指します。
中浜小学校見学
中間貯蔵施設見学