2024年11月15日にフランスからジャック・ロシャール先生をお招きし、特別授業が行われました。
ジャック・ロシャール先生は、ICRP(International Commission on Radiological Protection(国際放射線防護委員会))の主委員会の副議長などを歴任され、現在は広島大学客員教授や長崎大学客員教授を務められています。
授業では、先生が取り組まれてきたチェルノブイリ原子力発電所事故後の被災住民のコミュニティー再興に向けた「エートスプログラム」や東京電力福島第一原子力発電所事故後の対話集会「福島ダイアログ」などに関する以下の3つのテーマについてお話いただきました。
・Risk communication in the recovery phase after a nuclear accident: the contribution of the co-expertise process
・The Identification, Diagnosis, Prospective, and Action (IDPA) method for facilitating dialogue between stakeholders
・The Fukushima Dialogue: overview and main lessons
また、活発な質疑応答が行われ、学生にとって非常に充実した学習機会となりました。