フェニックスリーダー育成プログラムでは、1年生4名(災害医療コース3名、環境保全コース1名)を対象に、2026年3月5日・6日の日程で、茨城県内において第36回ショートフィールドビジットを実施しました。
初日となる3月5日には、初めに国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)のJAEA Tokai Mirai Baseにおいて、東京電力福島第一原子力発電所事故後にJAEAが行ってきた放射線リスクコミュニケーションについての活動を学びました。
次に、JAEA原子力緊急時支援・研修センターにおいて、当該センターの概要や日本国内の放射線災害発生時における緊急対応体制などについて学ぶとともに、放射線緊急時に使用されるホールボディカウンタ搭載車両や除染のためのシャワー搭載車両などの特殊車両を見学しました。
午後は、JAEA大洗原子力工学研究所において当該研究施設の歴史と概要を学んだ後に、HTTR(High Temperature Engineering Test Reactor)において高温ガス炉の原理や運転時に発生する熱を用いた水素製造の原理について学びました。また、JMTR(Japan Material Testing Reactor)において当該原子炉を用いた基礎研究の概要や安全研究について学ぶととともに、建屋内に入り見学しました。
6日は、株式会社千代田テクノルのラディエーションモニタリングセンターにおいて社歴や事業概要、そして、ガラスバッジを用いた個人被ばく線量測定の原理について学びました。また、どのようにガラスバッジが製造され、どのように被ばく線量測定が行われているかを製造・測定ラインの現場を見学しました。
学生からは、「説明がとても丁寧で十分に理解できた」、「初めて学ぶことが多く、知識の幅が広がった」といった感想が述べられ、非常に充実した機会となりました。

リスクコミュニケーションについて学ぶ

特殊車両を背景に

HTTR記念碑

ガラスバッジの被ばく線量測定現場

