広島大学大学院
放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム
平成28年度第2回フェニックスリーダーシップセミナーを開催しました
平成29年1月18日にICRP Main Commission 副委員長で本学客員教授であるJacques Lochard氏を招き、「My experience with the post-accident situations of Chernobyl and Fukushima」と題して本年度第2回リーダーシップセミナーを開催し、当プログラム所属学生23名、リーディングプログラム「たおやかプログラム」から1名、教職員5名の計29名が参加しました。
講師は1989年以降CEPNセンター長(当時)として、チェルノブイリ原子力発電所事故後にEC (European Commission) やIAEAが主導した国際プロジェクトに参加し、被災地の状況と住民への身体的精神的社会的な影響の調査・コミュニティへの支援を行うとともに、福島第一原子力発電所事故後の被災地の生活を取り戻すため、ICRPダイアログ等で住民を支援してきました。
参加者は、放射線災害からの復興に欠かせない国際的な協力体制や学際的な専門家のネット ワークに関して経験豊富な講師から多くを学ぶとともに、活発なディスカッションを行いました。