広島大学大学院
放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム
平成29年度フェニックスプログラム
短期フィールドワーク準備セミナーを開催しました
平成29年6月14日にICRP Main Commission 副委員長で本学客員教授であるJacques Lochard氏を招いてセミナーを開催し、本プログラム所属学生13名のほか、本学の「たおやかで平和な共生社会創生プログラム」から1名、教職員6名の計20名が参加しました。
フェニックスリーダー育成プログラムでは毎年福島県で短期フィールドワークを実施しており、訪問先のひとつであるいわき市久之浜町末続地区では、住民主導で地域の空間線量率や地元で生産した食品の放射線量を計測しその結果を確認することで、安心して生活できる環境を取り戻すための活動を行っています。ロシャール氏は当初からその取り組みに協力しており、フィールドワーク参加予定者は8月に現地を訪問するにあたり、背景やこれまでの発展についての詳しい解説と質疑応答を通して理解を深めることができました。