短期フィールドワークを実施しました(2022年9月)

本プログラムでは、「現地において放射線災害復興の現状を分野(放射線災害から生命を護る、放射能から環境を護る、放射能から人と社会を護る)を超えた視野で把握し課題を見出すこと」を目的として、2022年9月7日から8日に福島県内において短期フィールドワークを実施しました。

行程では、
・東京電力福島第一原子力発電所事故により放射性物質に汚染された飯舘村で暮らす住民への聞き取り
・震災、津波、そして放射線事故発生直後の混乱期に南相馬市の病院で勤務を続けた医師や看護師への聞き取り
・東京電力福島第一原子力発電所構内と東京電力廃炉資料館の見学による東京電力福島第一原子力発電所の事故発生後から現在までの対応や廃炉作業への取り組みについての学習などを行いました。

学生は、東日本大震災を経験した被災者の話を聞き、発災当時から現在までの想像を絶する苦悩と復興への多くの活動を知るとともに、複合災害である放射線災害の復興における課題を見出し解決するためには多分野の知識を統合し対応することの重要性を学びました。


東京電力福島第一原子力発電所構内 見学


東京電力福島第一原子力発電所 見学